出土品、英語で解説 岡谷美術考古館「こーこガイド」

2018/12/12 11:08
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 岡谷市立岡谷美術考古館は、来館者に貸し出す展示品解説カード「おかやの宝こーこガイド」の英語版を作った。2020年東京五輪・パラリンピックや、八ケ岳山麓の縄文文化が今年、文化庁の「日本遺産」に指定されたことから、外国人の来館者増を想定。「日本独自の縄文文化や市内の出土品を紹介したい」と期待している。

 こーこガイドの英語版はB5判のカード4枚で、旧石器時代から平安時代までの出土品が並ぶ考古展示室に用意。展示品の番号札で対応する解説文をカードから探し、理解を深めてもらう仕組み。

 英語版ではこのうち、重要文化財「顔面把手(とって)付深鉢形土器」や黒曜石、土偶、石棒など市内で出土した7点を選んで解説した。近年注目が高まっている縄文時代の暮らしや風習を紹介する文章も併せて掲載している。

 こーこガイドは日本語版を昨年作り、今回は在住外国人らの交流事業などを担っているおかや文化振興事業団国際交流センターに英語への翻訳を依頼。国際交流員が中心になって英訳したという。

 美術考古館の担当者は「外国人だけでなく、中学生や高校生にも英語の勉強に活用してもらえるとうれしい」と話している。

写真説明:英語の解説カード(手前)と日本語版のカード

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