エゴマ「しぼる」活性化の知恵 安曇野の2団体

2018/12/08 11:41
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 安曇野市三郷温の上長尾区の集落営農組織「上長尾共働夢倶楽部(くらぶ)」は7日、地元で栽培するエゴマから油を搾る「搾油所」を開設し、初搾りをした。同市明科地域では、遊休農地解消などに取り組む「あかしな農業塾」が今年栽培したエゴマを搾った「えごま油塾の滴」を初めて作り、10本限定で8日から販売する。両団体とも、健康に良いとされるエゴマ油で「地域を元気にしたい」としている。

 同倶楽部は1月、昨年収穫したエゴマを市外の業者に依頼して搾り、「えごま油」(1本110グラム入り、税別2300円)として商品化。昨年比300キロ増の800キロを収穫した今年は、同倶楽部組合長の甕信(もたいまこと)さん(68)宅の倉庫を改修し、油を搾る機械を導入した。800本を目標に自前で商品作りを進める計画で、甕さんは「エゴマの魅力をさらに広げたい」と意気込む。

 一方、5年ほど前にエゴマ栽培を始めた同農業塾。栽培面積を広げた今年は、30キロを収穫できたため、筑北村の施設で油を搾ってもらった。

 1本95グラム入りで70本余が出来上がった。塾生が購入した以外の10本を8日、明科七貴の「ファーマーズガーデンあかしな」で1本税込み1300円で発売。塾長の内川充弘さん(76)は「来年はさらに栽培面積を広げ、多くの人にお届けしたい」と話している。

写真説明:あかしな農業塾が栽培したエゴマで作った「えごま油塾の滴」

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