県内4会場で開幕 信州ゆかりの現代美術家の作品展示

2018/12/02 09:42
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 信州にゆかりのある現代美術作家を紹介する展覧会「シンビズム2 信州ミュージアム・ネットワークが選んだ20人の作家たち」が1日、県内4カ所の美術館で始まった。各館で5人ずつの作品を展示。次代を担う作家の絵画や彫刻、漆芸、写真など多彩な作品を紹介している。

 安曇野市豊科近代美術館では、展示者の一人で長野市の絵師尾頭(おず)(本名・山口佳祐)さん(32)が縦2メートル、横3メートルのキャンバスに即興で描くパフォーマンスを披露。同美術館の庭のバラ園に着想を得つつ、ピンクや黄色、金色のアクリル絵の具で抽象画を15分ほどで完成させた。来場者は尾頭さんの勢いのある指や筆の動きにくぎ付けだった。

 上伊那郡辰野町の辰野美術館では、画家の源馬菜穂さん(33)=諏訪市出身=ら5人の計約120点を並べた。源馬さんは、諏訪湖面の氷が割れてせり上がる「御神渡(おみわた)り」が朝焼けで桃色に染まる作品などを出品した。

 他の会場は須坂版画美術館(須坂市)、丸山晩霞記念館(東御市)。展覧会は県と県文化振興事業団主催、信濃毎日新聞社など共催。各館とも24日まで。入場無料。

写真説明:大きなキャンバスに即興で描くパフォーマンスを披露する尾頭さん(右)

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