野尻湖の化石…歴史学ぶ講座 人材育成へ13日から

2018/11/10 11:55
ODEK2018111001080601.jpg

 信濃町の野尻湖ナウマンゾウ博物館や地元住民らでつくる「野尻湖周辺活性化事業実行委員会」は、野尻湖で見つかる化石や発掘の歴史を学ぶ「氷河時代案内人」の養成講座を13日から計4回開く。博物館の活動を支え、地域の魅力を発信する人材を育成する狙い。参加者を募っている。

 文化庁の補助金を活用し、2年目。全て受講した人を2年間、案内人に任命。展示品の解説や博物館が開く学習会の補助などを担ってもらう。

 野尻湖一帯は、かつて人が狩りをした動物を解体する「キルサイト」であると考えられている。湖畔ではナウマンゾウの臼歯の化石が見つかっているが、幼年期のものが少なく、成獣のものが多くを占める。このため、人為的に成獣が選ばれ、狩猟の対象となっていた可能性が指摘されている。講座では、こうした化石や石器などの特徴、地形の成り立ちなどについて、博物館学芸員らが話す。

 講座は13、20、27日と、12月9日。最終日は大町山岳博物館(大町市)の千葉悟志学芸員が、「親しまれる博物館をめざして」の演題で住民との協働による博物館運営について講演し、一般の聴講も受け付ける。

 いずれも無料。希望者は11日までに申し込む。問い合わせは、野尻湖ナウマンゾウ博物館(電話026・258・2090)へ。

写真説明:野尻湖ナウマンゾウ博物館の展示ケースに並ぶナウマンゾウの臼歯。講座でも解説する

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ