マクベス「幕末」で描いたら… 駒ケ根の劇団上演へ

2018/09/14 11:06
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 駒ケ根市を拠点に活動する市民劇団「サムライナッツ」が15、16日、同市文化会館で開く夏公演で、シェークスピアの四大悲劇の一つ「マクベス」を幕末に置き換えたオリジナル作品「幕末マクベス」を上演する。団員、エキストラ合わせて34人が出演する舞台で、同市出身でプロの俳優を目指している主演の中村遼さん(22)=東京=は「事実とフィクションの重なり合いを楽しんでほしい」と話している。

 明治維新で幕府が倒れるまでの時代が舞台。尊王攘夷(じょうい)派と新選組の対立など史実に基づくストーリーにマクベスの要素を取り入れた。権力者の欲望を悲劇的に描く一方、チャンバラのシーンが多く、観客を楽しませることを意識した作品だ。中村さんは、坂本龍馬の盟友で、主役となる架空の人物「炎御門真玖部(ほむらみかどまくべ)」を演じる。

 劇団は2012年に旗揚げ。毎年、春夏の公演を重ね、観客も増えている。今回の公演に向けてメンバーは6月以降、平日夜や休日に稽古を重ねてきた。公募したエキストラには初めて舞台に立つ人もおり、スタッフの松崎ひとみさん(34)=駒ケ根市=は「中学生からお年寄りまで、世代を超えてメンバーが刺激し合っている劇団。地方演劇のエネルギーを感じてほしい」としている。

 15日は午後6時、16日は午後1時半開演。前売り券は大人2500円、高校生以下千円(当日券各500円増し)。問い合わせは松崎さん(電話090・9007・1392)へ。

写真説明:本番の衣装で稽古に励む劇団メンバー

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