伊那も御嶽海関の「地元」 10日大相撲伊那場所

2018/04/10 10:58
ODEK2018041000967501.jpg

 10日に伊那市民体育館で開かれる春巡業「大相撲伊那場所」(信濃毎日新聞社主催)。上松町出身の関脇・御嶽海関(本名・大道久司)の父春男さん(69)、母マルガリータさん(48)にとっては「地元場所」だ。伊那・木曽間は権兵衛トンネルで結ばれており、伊那市内はクリスチャンのマルガリータさんが礼拝する教会があり、夫婦で買い物も楽しむ場だ。「地元に近い会場で、友人と連れだって観戦できる」と息子の雄姿を楽しみにしている。

 2人は県外で開かれる本場所に、ほぼ毎回観戦に赴いている。ただ、今回の伊那場所について、春男さんは「2006年に権兵衛トンネルが開通して、上松から伊那までは車で1時間くらい。本当にうれしい」と話す。

 マルガリータさんは木曽町で飲食店を経営。御嶽海関は3月の春場所で負け越し、昨年の初場所からの連続勝ち越しが止まったが、多くの常連客が店を訪れ「大丈夫」「これからも応援するよ」などと励ましてくれた。「自分の子どもみたいに見守ってくれて心が温かくなった」。春男さんは「(伊那場所での)地元の方の声援はきっと本人(御嶽海関)の後押しになる。ありがたいです」と感謝する。

 伊那市での大相撲地方巡業は1962(昭和37)年以来56年ぶりで、夫妻も観戦予定。春男さんは「本場所を観戦したくてもできない人も多いと思う。伊那場所をきっかけに一人でも相撲ファンが増えてくれたらいい」。友人が10人ほど観戦に訪れるというマルガリータさんは「おそろいのTシャツを着て息子を応援したい」と笑顔で話した。

写真説明:伊那場所への思いを語る大道春男さん、マルガリータさん夫妻=上松町の自宅

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ