ジオパーク楽しく学んで 伊那で「大地博覧会」

2014/09/23 10:25
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 貴重な地形や地質が見られる日本ジオパークの全国大会が27日に始まる長野県伊那市の創造館で、関連企画「伊那市の大!大地博覧会」が開かれている。同市を含む「南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク」の見どころ説明、南ア・中アの形成過程が分かる模型、上に乗って歩ける大型地図などを展示。大会前に楽しく学んでほしいと来場を呼び掛けている。

 マグマが冷えて固まった花こう岩、主にプランクトンの死骸から成る赤色チャートなど、日本最大級の断層、中央構造線を境に分布する多様な岩石が並ぶ。約10万年前の御岳山火山の噴出物などが約10メートル積もった地層を、同市東部中学校敷地で剥ぎ取った標本も。担当者は「何げなく見ている景色の成り立ちを知り、もう一度眺めてほしい」と話す。

 大会では27日、ノンフィクション作家・探検家の角幡唯介さんが講演。白鳥孝・伊那市長や米田徹・新潟県糸魚川市長らジオパークの地元市長、北川正恭・早稲田大大学院教授らによる「首長セッション」がある。28日は角幡さん、イラストレーター・エッセイスト鈴木みきさんらのトークセッション「山とジオパーク」など、両日とも一般向けの催しがある=表。

 創造館では28日、南アの地質を菓子で再現する「ジオガシキッチン」(要申し込み)、地層を表現したケーキを作る「南アルプスカフェ」、南アや他地域のジオパークに関連する体験教室を開く。

 大地博覧会は11月19日まで(火曜、祝日の翌日は休館)。入場無料。伊那市長谷で採れた化石などの模型作りもできる(100円)。問い合わせは創造館(電話0265・72・6220)へ。

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