佐久でキノコ100種の写真展示 出荷規制中「文化守る」

2014/09/17 11:36
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 佐久市子ども未来館で、キノコ約100種を写真で紹介する「キノコ展」が28日まで開かれている。それぞれが食用か毒があるかも説明。佐久地方でキノコの食中毒防止のために住民向けの無料鑑別を続ける「くさびら会」の協力を得て初開催。写真は、同会元会員で建築業の藤巻富雄さん(60)=軽井沢町追分=が撮影した。元会長の故小山昇平さん(小諸市)が執筆したキノコ図鑑用などのためのものだ。

 東京電力福島第1原発事故後の2012〜13年、県内では佐久市など佐久地方の7市町村の野生キノコから食品基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出され、国が出荷を規制。県が採取、摂取の自粛を要請している。子ども未来館の渡辺正喜館長は「規制解除まで時間がかかるかもしれないが、キノコに親しむ文化がなくなってもいけない」と開催意図を説明する。

 家族と訪れた東御市鞍掛の主婦後藤恵理子さん(40)は「キノコにこんなに多くの種類があることにびっくりした」と話していた。

 木曜休館。入館料は高校生以上500円、中学生以下250円。27、28日はくさびら会員らによる実物のキノコの展示会も開く。

写真説明:さまざまな種類を紹介するキノコ展

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