象が描いた絵を展示 長野に12日美術館オープン

2014/09/12 11:02
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 タイのエレファント・キャンプ(象公園)の象が描いた絵を展示する「エレファント・ミュージアムChao(チャオ)!」が12日、長野市金井田にオープンする。訓練した象が描いた風景画など約30点を常時展示。運営会社は、象の秘められた能力を知って、タイに親しみを持ってほしいとしている。

 運営する「アート企画」(長野市)によると、象は訓練次第で、鼻で筆をつかみ、紙やキャンバスに絵の具をなすり付けるようにして絵を描けるようになる。点や線を描く練習を繰り返した後、絵や写真を見ながら同じ絵柄を再現できるよう訓練する。

 展示作品の目玉が「桜富士」。150号の大きなキャンバスに冠雪の富士山と満開の桜を描いた。富士山が世界文化遺産に登録されたことを受けて制作を依頼。象の作業は1日20分ほどで、2頭が5日間で完成させたという。ほかに、色彩豊かな花、ハートマークに「LOVE」の文字を添えた作品などがあり、百貨店などでの巡回展も企画している。

 アート企画の塚田俊明会長(59)は20年ほど前から、日本からタイへの移住者を支援する事業を手掛けており、現地を訪ねた際に絵を描く象に出合った。今回の施設は入場料は定めず、「支払いたい金額」を自由に決めてもらう。

 カフェレストランを併設し、開館時間は午前11時〜午後10時。休館日未定。問い合わせは「エレファント・ミュージアムChao!」(電話026・214・2301)へ。

写真説明:桜富士(左)などが並ぶ、エレファント・ミュージアムChao!

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