小池千枝さんしのぶコーナー 須坂・世界の民俗人形博物館

2014/06/07 11:05
ODEK2014060700226101.jpg

 須坂市出身の服飾デザイナーで2007年に第14回信毎賞を受けた文化服装学院(東京)の元学院長小池千枝さんが5月に98歳で亡くなったことを受け、小池さんのコレクションを展示する同市野辺の「世界の民俗人形博物館」は、教え子だったデザイナーのコシノジュンコさん(東京)から贈られたキューバの人形などを飾ったコーナーを特設した。同館は「指導者として尽力した姿を多くの人に知ってほしい」としている。

 信濃毎日新聞の取材にコシノさんは、1997年の開館の際、仕事でキューバを訪ねた時に買っておいた人形を同館に持参したと説明。「先生の故郷に行くことができ、先生も喜んでくれた。遠かったけれどとても思い出に残っている」と振り返り、「素晴らしい先生だった」としのんだ。

 博物館によると、中南米諸国では15世紀以降、スペインや英国などに統治された間に、ブラウスを着てスカートを履く服装が広まった。展示したキューバの人形も、そうした特徴が現れているという。他に、小池さんが気に入っていたという赤ちゃんを抱いた母親のハンガリーの人形、99年に同館で講演する小池さんの写真も飾った。

 特設コーナーの展示期間は未定。入館料は、特別企画展開催中の22日までは500円、23日以降は300円(中学生以下無料)。問い合わせは同館(電話026・245・2340)へ。

写真説明:コシノジュンコさんが寄贈したキューバの人形(左)などが並ぶ特設コーナー

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ