「平湯」漬かって映画談議 「テルマエ2」観賞者に開放

2014/05/14 11:12
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 全国公開中の映画「テルマエ・ロマエ2」の撮影があった諏訪市小和田の共同浴場「平湯(ひらゆ)」は13日、劇場で映画を見た人向けに、普段は組合員に利用を限っている浴場を開放した。映画の封切り後、「同じ場所で入浴したい」との問い合わせが相次いだため。初回のこの日は、見学も含めて市内外から70人余が訪れ、洋風の外観や浴場を写真に収めたり、湯船に漬かって映画の感想を語り合ったりした。

 平湯は、主人公が古代ローマ帝国から現代日本の力士が入浴中の風呂にタイムスリップする場面で登場。訪れた人たちは「映画と同じだ」と感心しつつ中へ。脱衣場や浴槽を眺めたり記念写真を撮ったりした後、気持ち良さそうに入浴した。夫と訪れた近くの主婦海老原佑視子(ゆみこ)さん(55)は「映画のシーンを思い出しながら入った。いつもは中を見られないのでうれしい」と満足そうだった。

 浴場は、地元有志らでつくる平湯温泉組合が運営。1921(大正10)年前後の建築とされ、洋風建築の外観が撮影スタッフの目に留まったという。今井利雄組合長(84)は「古くなった建物なので、注目されて驚いた。昔ながらの浴場の良さに気付いてもらえればいい」と話していた。

 20日の午前9時〜午後10時にも開放する。無料だが、入場には映画の半券が必要。問い合わせは諏訪市役所(電話0266・52・4141)内の諏訪圏フィルムコミッションへ。

写真説明:一般開放された平湯の浴槽に漬かり、映画の感想を語り合う来場者

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