「ちょっと変わった」身近なアート 卒業制作を集めた企画展

2014/05/06 10:11
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 長野県茅野市豊平の京都造形芸術大付属康耀堂(こうようどう)美術館は、同大(京都市)学生の卒業制作を集めた企画展「はじまりの部屋」を開いている。「アートを身近に」をテーマに、色とりどりの軟体動物や身近な題材を独自の視点で表現した作品など、この春の卒業生の作品から選んだ13点を展示した。

 作品「生きる個性」は、30種類以上の軟体動物ウミウシを、ピンクやオレンジ色に染めた薄手の生地で表現して壁一面に並べた=写真。「目玉焼き落ちてる」は、石こうで作った目玉焼きが床に大量に散乱している作品。学生たちの個性的な作品が訪れる人の目を引いている。

 日本の伝統を意識した作品も。「日本玩具店―日本を引き継ぐ、日本の玩具」という作品の一部であるお手玉は、麻布で作ってあり、素材の感触や中に入っている大豆などのにおいも感じられる工夫をした。

 同美術館学芸員の渡辺昌美さん(29)は「身近なものがちょっと変わった形で表現されていたり、直に触って楽しめたりする作品もあるのが魅力」と話している。

 6月8日まで。月曜、第4火曜は休館。入館料は一般300円、中学生以下無料。

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