乗り物が主人公の絵本原画 岡谷で岡部冬彦さんの作品展

2013/07/05 10:22
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 岡谷市のイルフ童画館は絵本「きかんしゃやえもん」(1959年)などの絵を担当した漫画家岡部冬彦さん(1922〜2005年)の絵本原画展を開いている。蒸気機関車やヘリコプターなど、乗り物が主人公の作品を中心に初公開を含む原画101点を展示。同市出身の童画家武井武雄(1894〜1983年)による、乗り物が登場する童画も展示している。

 岡部さんは東京出身で、東京美術学校(現東京芸大)図案科を卒業。漫画「アッちゃん」「アツカマ氏」などの作品で知られる。乗り物好きで、科学ジャーナリストとしても活躍した。

 「きかんしゃ―」の他、「ちびくろ・さんぼ2」(53年)「へりこぷたーのぶんきち」(62年)「もくたんじどうしゃもくべえ」(72年)の計4作品の原画を展示している。

 「へりこぷたー―」の原画は初公開。おもちゃのヘリコプターが仲間のおもちゃと家の外に遊びに行く様子をユーモラスに描いた。

 同館の斎藤正恵学芸員によると、海外の作品を基にしない日本独自の絵本が作られるようになったのは1950年代前半から。「日本のオリジナルの絵本が出始めた時代の重要な作品を家族で楽しんでほしい」と話している。

 9月10日まで。木曜休館。問い合わせは同館(電話0266・24・3319)へ。

写真説明:蒸気機関車など乗り物を題材にした絵が並ぶ岡部冬彦さんの原画展

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