諏訪湖博物館20周年の催し 下諏訪で多彩に、第1弾開幕

2013/04/27 10:45
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 下諏訪町西高木の町立諏訪湖博物館・赤彦記念館が、6月で開館20周年を迎える。記念第1弾として、26日、江戸〜大正期に諏訪地方で発行された広告チラシを集めた「The引き札!広告チラシの美」を始めた。7月には茅野市の土岐(とき)千尋さんの木工芸展、9月には同館を設計し、建築界のノーベル賞といわれる米プリツカー賞を受けた建築家伊東豊雄さんの講演会、10月には宮大工の流派・立川流の彫刻展を開く。

 引き札と呼ばれる昔の広告チラシは、町内や諏訪、岡谷市で発行された87点。商品を宣伝する現代のチラシと違い、美人画やえびす、大黒など華やかで縁起の良い絵柄が中心。各家庭に配られた。商品名はなく、商店や問屋の名だけ印刷されている物が多い。

 発行年の暦や列車の時刻表を載せ、各家庭に長く置いてもらう工夫をしたものも。宮坂徹館長は「当時の商いの雰囲気が伝わる。色鮮やかで純粋に楽しめる」と話す。6月16日まで。

 同館は1952(昭和27)年、諏訪大社下社秋宮境内にある宝物館内に開館した。71年、高浜に移り、現建物は町制100周年記念で建てた。

 諏訪湖の伝統漁具などを紹介する展示室、地元ゆかりのアララギ派歌人・島木赤彦の愛用品などを置く展示室があり、約770点を常設展示。近年は町民に作品発表の場を無料開放。地元有志と赤彦ゆかりの短歌や詩吟を披露する催しも企画している。ことし3月末までに延べ23万8千人が訪れた。

 月曜休館。大型連休期間は無休。5月7日は休館。

写真説明:26日に始まった昔の広告チラシを集めた企画展

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