引退169系、軽井沢駅発ラストラン 27日からイベント

2013/04/24 10:05
ODEK2013042400112301.jpg

 全国でしなの鉄道(上田市)だけが運行する車両「169系」の引退を29日に控え、ラストランの出発地となる軽井沢駅(軽井沢町)で27日、「ありがとう・さようなら169系」の催しが始まる。旧信越線軽井沢―横川(群馬県)間を走る車両として誕生し、最後まで通常運行をしたのがしなの鉄道小諸(小諸市)―軽井沢間。町田和彦・軽井沢駅長は「縁の深い軽井沢や佐久地域での勇姿を見に来てほしい」と呼び掛けている。

 169系は旧国鉄時代の1968(昭和43)年、軽井沢―横川間の碓氷峠の急勾配を走れる車両として誕生。中央東線や飯田線など県内を中心に使われた。しなの鉄道は97年の開業時から利用。現在は、赤とグレーに塗られた「しなの色」1編成(3両)、オレンジと緑の「湘南色」2編成(各3両)がある。3月のダイヤ改正で通常運行を終え、いまは企画列車や団体列車として走る。

 27〜29日は篠ノ井(長野市)、屋代(千曲市)と軽井沢の間で急行列車を1日3本、特別列車を同1本を運行する。特別列車の料金は記念乗車券や参加証明書などが付き、27、28日は2千円、ラストランの29日は特製ラベル付きの祝い酒(成人限定)など特典が増えて5千円になる。

 軽井沢駅では撮影会やグッズ販売がある。29日午後3時50分からラストランの出発式。軽井沢町の軽井沢中部小学校吹奏楽部の演奏があり、同町のキャラクター「RUIZA(ルイザ)ちゃん」も一緒に見送る。

 特別列車の乗車券販売は当日先着順で、屋代駅が午前7時半から、軽井沢駅が午後2時半から。問い合わせはしなの鉄道営業課(電話0268・21・4702)へ。

写真説明:浅間山を背に走る湘南色の169系

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ