12年に一度の御開帳 上田・信濃国分寺で28日から

2013/04/23 10:00
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 正月の八日堂縁日で知られる上田市国分の信濃国分寺で、本尊の薬師如来像を公開する御開帳が28日から5月5日まで行われる。12年に一度、巳(み)年に開き、2001年以来。本堂内の像と本堂前に建てた高さ約4メートルの開帳柱を、5色の糸と布ひもの計約20メートルで結び、参拝者が柱やひもに触って心身の健康を願う。塩入法道(ほうどう)住職(58)は「貴重な機会なので、ぜひお参りに来てほしい」と呼び掛けている。

 28日午前10時から開闢(かいびゃく)法要を行い、如来像を公開。その後、寺にある大般若(はんにゃ)経の全600巻を広げる転読法要や袋入りの団子をまく智慧(ちえ)の団子まき、苗木の無料配布をする。正午からは、東日本大震災の後に交流している岩手県大槌(おおつち)町の保存会による「臼沢鹿子踊(うすざわししおどり)」の奉納がある。3日は、地元の子どもたちによる稚児(ちご)行列や市内などの演奏家による弦楽四重奏のコンサート。5日午後4時からの結願(けちがん)法要で終了する。

 信濃国分寺によると、同寺は奈良時代の741(天平13)年、聖武(しょうむ)天皇の指示で建立された。薬師如来像は木彫の座像で高さ1・5メートルほど。近くの信濃国分寺資料館では5月12日まで、「信濃国分寺の寺宝展」と題した企画展を開いている。24日、5月7、8日は休み。

 御開帳は毎日午前10時〜午後5時。問い合わせは信濃国分寺(電話0268・24・1388)へ。

写真説明:12年に一度の御開帳が行われる信濃国分寺の本堂

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