原料は中野産の紫米とブルーベリー 清酒とワイン発売

2013/04/20 10:34
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 中野市豊田地域で生産された紫米を使った清酒と、ブルーベリーを使ったワインが相次いで商品化され、市内で発売された。地域の伝統野菜「ぼたんこしょう」の料理と一緒に楽しめるお酒を造ろう―と市売れる農業推進室が提案。同地域の生産者や市内外の醸造業者などが協力した。

 清酒「古代むらさき米故郷(ふるさと)」は、豊田地域で栽培されたもち米の紫米を原料に、同市岩船の天領誉酒造が製造した。同室によると「紫米の栽培には斑尾山麓の雪解け水を利用しており、味に深みがある」。外皮も使い、薄茶色とこくが特徴だ。

 同室は「すぐに飲んでもおいしいが、4〜5年たつと色に深みが出て、味がよりまろやかになるはず」と期待する。720ミリリットルで1500円。200本を販売する。

 ワイン「郷木花(さときばな)」は、豊田地域で農家が手摘みしたブルーベリーを使い、安曇野ワイナリー(安曇野市)が製造。マスターソムリエの高野豊さん(長野市)が協力した。1本(375ミリリットル、3150円)当たり、ブルーベリー500粒以上を使っているといい、「フルーティーな甘口に仕上がった」(同室)。300本を販売する。

 清酒、ワインとも、名称は豊田地域出身の国文学者高野辰之が作詞した唱歌「故郷」にちなんだ。

 ぼたんこしょうはトウガラシの一種でピリッとした辛さが特徴。中野市内では「ぼたんこしょう味噌(みそ)」などが販売されている。同室の宮沢利彦室長は「(商品化した)お酒と相性が良いはず。市の特産として一緒に売り出したい」と話している。

 19日、上信越道信州中野インター近くの信州中野観光センター、道の駅ふるさと豊田で販売が始まった。イオン中野店(一本木)の市特産品・観光情報コーナーでも販売している。問い合わせは市売れる農業推進室(電話0269・22・2111)へ。

写真説明:発売された清酒「古代むらさき米故郷」(左)とワイン「郷木花」

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