鼎駅記念切符の販売終了へ JR飯田線駅無人化に伴い

2013/02/16 10:53
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 飯田市のJR飯田線鼎(かなえ)駅の駅名にちなみ、願いが「かなえ」られるようにと縁起を担いだ記念切符が、姿を消す見通しだ。受験シーズンのお守りなどとして県内外から人気を集めてきたが、同駅が4月から無人化され、切符の窓口販売がなくなるためだ。

 記念切符は、台紙のデザインなどを変えながら販売されてきた。現在は3種類。いずれも「飯田線『鼎駅記念きっぷ』」の文字が記され、鼎駅の入場券と、「金運」「長寿」にちなんでそれぞれ金野(きんの)駅と千代(ちよ)駅(ともに飯田市)までの乗車券がセットになっている。絵馬をかたどった台紙のデザインが異なり、「合格祈願」や「寿」と文字が入っているものがある。いずれも600円。

 JR東海は昨年秋、飯田線県内9駅を無人化する方針を地元自治体に示し、昨年12月に飯田市内で開いた説明会で、鼎駅の記念切符は「発売を終了する予定」と伝えた。地元の費用負担で駅員を置く場合は、要望があれば切符の販売継続も検討するとしたが、市は今月になって、地元負担による駅員配置はしない考えを発表している。

 鼎駅窓口での切符の販売時間は午前8時〜午後4時半。問い合わせは平日の午前9時〜午後5時に同社飯田支店(電話090・2772・8871)へ。

写真説明:JR飯田線鼎駅で売られている3種類の「飯田線『鼎駅記念きっぷ』」

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