恵方巻きにシカ肉のカツ 中川の宿泊施設2月3日販売

2013/01/29 10:08
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 中川村の第三セクター中川観光開発が同村大草で運営する宿泊施設「望岳荘」が、村内で捕殺したニホンジカの肉をカツにして入れた「恵方巻き」を考案し、節分の2月3日に販売する。受験生向けには「しかと勝つ」とPR。カツは家庭で調理しやすいため、シカ肉活用の研究会を本年度設けた村も普及に期待している。

 恵方巻きは、節分に縁起がいいとされる方角(恵方)を向いて食べる太巻きずし。今回はロース肉を使い、特有の臭みを消すため揚げる前に牛乳やニンニクで下処理したタイプと、下処理せず特徴を味わうタイプの2種類を用意。青ジソや甘めに味付けした酢飯とともに巻いた。

 望岳荘支配人の藤井邦彦さん(47)は、村の研究会のメンバー。中川観光開発専務で、ソースかつ丼店「明治亭」(駒ケ根市)社長の片田秀昭さん(60)とともに1カ月ほどかけて開発した。

 「シカ肉は臭いで敬遠されがちだが、この太巻きなら家庭でも調理できる。シカ肉の良さが認識されるきっかけになればいい」と片田さん。藤井さんは「今後もシカ肉を使った料理の提供を検討していきたい」と話している。

 2種類とも、長さ20センチ(1050円)と10センチ(525円)がある。2日まで予約を受け付ける。問い合わせは望岳荘(電話0265・88・2033)へ。

写真説明:シカ肉のカツを使った恵方巻き

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