ひな人形と江戸時代の料理 3月に須坂の田中本家博物館

2013/01/25 10:24
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 須坂市穀町の田中本家博物館は3月、江戸時代のひな祭りの料理を再現した食事会を同館で開く。ことしは4月で開館から20年の節目を迎えるため、同館所蔵の大正時代のひな人形を食事会場に初めて飾る。普段はガラスケースに入っているひな人形を間近で見ながら、食事を楽しむことができる。

 江戸時代、北信濃を代表する豪商だった田中本家。料理は、江戸時代の田中本家にどんな客が訪れ、どのような接待をしたのかなどを記録した「諸客賄方控帳(しょきゃくまかないかたひかえちょう)」を基に再現する。赤飯に、サザエのお吸い物、ヒラメの刺し身、タイの塩焼きなど、山国の信州では貴重だった海産物をぜいたくに使っている。膳や漆器も江戸時代の物だ。

 ひな人形は、大正時代の約50点を展示する。これまで来館者から「もっと近くでひな人形を見たい」との要望が多かったという。同館学芸課長の田中和仁さん(37)は「当時の雰囲気をより楽しんでもらえると思う」と話している。

 食事会は3月12、13、16、17、20、21日の計6回。いずれも午前11時50分から。1日15人限定。参加費1万5千円。問い合わせは同館(電話026・・248・8008)へ。

写真説明:江戸時代の料理を再現した食事

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