「絵画キルト」受賞作と原画展示 諏訪の原田泰治美術館

2013/01/17 10:12
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 諏訪市原田泰治美術館(渋崎)は、原田さんの絵画をパッチワークキルトで表現する同館の公募展「絵画キルト大賞」の受賞作を紹介する特別展を開いている=写真。2004年から11年まで8回の大賞、優秀賞など計24点を原画と並べて展示。絵画と見比べながら独特の風合いが楽しめる。

 海辺に密集した集落、山村の一本道で一輪車を押して歩く農家の女性、獅子舞を見に詰め掛けた人々などの絵柄が並ぶ。布地によって生まれる色合いや立体感が、原画と違う雰囲気を生んでいる。同館によると、瓦屋根や石垣の一つ一つを細かく描く原田さんの作品と、一針ずつ細かく縫い上げるキルトの表現がうまく合い、「絵画キルトは一つの表現分野として確立した」と評価する。

 新潟市から家族と訪れた医師の杉谷想一さん(47)は「絵柄の細かい部分はキルトの方がくっきり表されていい。空の色のグラデーションなどは絵画の方が味わい深い」と話し、それぞれの作品をじっくり見て回っていた。

 2月27日まで。祝日を除く月曜休館。同館は8回のキルト大賞入賞作を冊子にまとめ、販売している。

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