信濃国分寺が今春にご開帳 12年に1度、薬師如来像公開

2013/01/01 15:51
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 上田市国分の信濃国分寺で本尊の薬師如来像を公開する12年に1度の御開帳が4月28日~5月5日に行われる。薬師如来像は木彫の座像で高さ1・5メートルほど。本堂内に安置している像と本堂前に建てた高さ約4メートルの開帳柱を5色の糸と布ひも計約20メートルで結び、参拝客たちは柱やひもなどに触って心身の健康を願う。

 御開帳は毎回、巳(み)年に行われ、塩入法道住職(58)は「仏教で12という数字は一つの節目で、薬師如来は12の神に守られていることもあり、12年周期で行われてきたのではないか」。江戸中期から続いているとみられるという。

 今回の御開帳では毎日午前10時~午後5時、柱や布に触ることができる。4月28日と5月3日に地元有志グループが獅子舞を奉納。3日は地元の子どもたちを先頭に、同じ天台宗の県内外の僧侶らが同寺の仁王門から本堂までを練り歩くお練(ねり)供養を行う。3、5日は甘茶を振る舞う。

 信濃国分寺は、奈良時代の741(天平13)年に聖武(しょうむ)天皇が諸国に国分寺を置くよう指示し、建立された。現在の本堂は江戸時代の1860(万延元)年に建てられ、1997年に県宝になった。問い合わせは信濃国分寺(電話0268・24・1388)へ。

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