竹久夢二の企画展、岡谷で始まる 武井武雄に影響

2012/11/17 10:12
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 岡谷市のイルフ童画館で16日、同市出身の童画家武井武雄(1894〜1983年)に影響を与えたとされ、美人画で有名な画家竹久夢二(1884〜1934年)の作品を集めた企画展「竹久夢二の世界 武井武雄の憧れ」が始まった。夢二が子どもの姿を描いた水彩画や、表紙のデザインを手掛けた子ども向け雑誌など90点を展示している。

 同館によると、武井は旧制諏訪中学(現諏訪清陵高校)在学中に「夢二画集 春の巻」を見たことが「開眼の端緒を与えてくれた」と書き残している。

 企画展では、竹久夢二美術館(東京)が所蔵する夢二の水彩画12点、日本画3点、版画7点などを展示。このうち大正時代に描かれた日本画「手風琴(てふうきん)と少年」は、夕日を背に少年がアコーディオンを演奏しながら歩くほのぼのとした情景を表現している。夢二が表紙をデザインした「コドモノクニ」「小学少女」などの子ども向け雑誌も並ぶ。

 イルフ童画館の山岸吉郎館長は「武井は、夢二の絵の詩的な世界や繊細さに憧れていた。夢二の作品を知ることで、武井の童画をより深く理解できる」と話している。

 来年1月29日まで。毎週木曜と12月31日、1月1日は休館。問い合わせは同館(電話0266・24・3319)へ。

写真説明:竹久夢二が子どもを描いた水彩画や日本画が並ぶ企画展

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