桑の葉練り込んだかりんとう商品化 信大繊維学部の学生考案

2012/09/30 11:27
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 信大繊維学部(上田市常田)の学生グループ「桑まるごと活用塾」が桑の葉を使って考案したかりんとう「信州大学くわりんとう」が商品化され、東御市と岡谷市の高速道サービスエリア(SA)で10月6日に発売される。29日に同学部で試食会があり、同グループの学生代表で3年の桜井里奈さん(20)は「食べ始めると止まらない、くせになる味です」とPRした。

 同グループは2010年5月に発足し、現在は3年5人、2年5人。かつて養蚕や製糸業で栄えた上田地域にちなみ、桑の実や葉を使ったジャム、おやきなどの開発に取り組んでいる。

 くわりんとうは商品化の第1号。学部内で栽培されている桑の葉を乾燥させて粉末にし、小麦粉に練り込んで揚げている。甘さは控えめで、桑の風味が特長という。

 10年秋に試作を始め、ことし3月、信大の学生や教員の起業、研究開発を支援する学内組織「サテライト・ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(SVBL)」が繊維学部で開いた成果報告会で発表した。上信越道下り線の東部湯の丸SA(東御市)を営業する千曲観光(佐久市)がその記事を信濃毎日新聞で読み、商品化を提案。かりんとうを製造、販売する米持製菓(飯山市)に製造を依頼し、改良を重ねた。

 上り線の同SAと中央道下り線諏訪湖SA(岡谷市)を営業するホテル紅や(諏訪市)にも協力を呼び掛け、3カ所で販売することに。当面はそれぞれ約200袋限定で、1袋(125グラム)を380円で売り出す。

 桜井さんは「商品化にこぎつけられてうれしい。人気が出て、いつか量産されるようになればいい」と期待している。

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