「人形アニメ」公開撮影始まる 飯田の美術館で

2012/09/30 11:29
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 飯田市川本喜八郎人形美術館(飯田市本町1)で29日、人形を少しずつ動かしてコマ撮りする「人形アニメーション」の公開撮影が始まった。10月28日まで、来館者は3階のスタジオ入り口に設けた窓から撮影風景を見学できる。

 ネコのキャラクター「こまねこ」が登場する約5分の作品を、都内のアニメーション制作会社「ドワーフ」が作る。1日に撮影できるのはわずか5秒分ほど。今回の期間中に2分ほどを撮影する予定だ。初日は、同社社員ら9人がスタジオで撮影準備を進め、こまねこなどの人形を置いたセットに向けるカメラや照明の位置などを確認した。

 公開撮影は、人形劇によるまちづくりを進める同市が、人形アニメの制作者も育てようと提案した。スタジオ入り口近くには制作の流れを説明したパネルや過去の作品に登場した人形を展示してある。

 作品は来年公開予定。人形美術家の故川本さんの弟子で、同社のアニメーター峰岸裕和さん(57)は「この撮影を機に飯田の人たちに人形アニメーションにも興味を持ってほしい」と話していた。

 開館時間は午前9時半〜午後6時半。水曜休館。一般400円、小中高生200円。

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