犬の育った風土、雰囲気大切に 写真展で撮影の岩合さん解説

2012/09/30 11:28
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 動物写真家、岩合(いわごう)光昭さん(61)=山梨県北杜市=の写真展「いぬ」が長野市のながの東急百貨店別館シェルシェで開かれている。猫写真で知られる岩合さんが「のめり込んで撮った」という国内外の犬の表情約160点を展示。29日は岩合さんが来場して作品を解説し、詰め掛けた人たちが聞き入った。

 会場でまず来場者を迎えるのは、満開の桜の枝から少し困惑したように顔を出す柴犬の子どもの写真。四国の深い山の尾根で鋭い視線を向ける四国犬、大きな顔が印象的な秋田犬など、近年岩合さんが全国で撮影した日本犬6種と、以前から海外の街角を歩いて取りためた写真が並ぶ。

 作品解説で岩合さんは、テレビCMで有名になった北海道犬が遊ぶ写真などを例に「人と同じで、育った場所の風土や環境が犬を育てる。そうした雰囲気などを大切に画面に取り入れることを心掛けている」と説明。以前オーストラリアに暮らし、飼育した牧羊犬の子犬が成長するのを見た喜びにも触れ、「犬と人の関係は特別。長く友達でいたい」などと思いを語った。

 岩合さんの解説は30日午前11時と午後2時半にもある。入場料は大人500円、小中学生400円。未就学児は無料。写真展は10月10日まで。

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