アニメ映画監督新海さん 出身地の小海で活動振り返る展示

2012/09/16 10:05
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 南佐久郡小海町出身のアニメーション監督、新海誠さん(39)=東京都=の作品展が15日、同町豊里の町高原美術館で始まった。昨年公開した映画「星を追う子ども」など4作品の絵コンテなど約300点を展示。初日は、県内外から集まった100人以上のファンらを前に、新海さんが作品にかける思いなどを語った。

 新海さんは同町から見える空を映画の風景の参考にしているといい、「子どものころから見てきたので印象に残っている」。制作で大切にしていることを会場から聞かれ、「自分自身が切実に描きたいと思えるテーマで制作している」と話した。

 初日の来館者の多くは10〜20代。同町の小海高校美術班の5人も講演を聞いた。新海さんの作品をきっかけにアニメ制作に関心を持ったという同校3年の小林ゆきのさん(17)は「地元出身で活躍している人がいると刺激を受ける。講演や展示を通して、1作品を制作するのに数え切れないほどの過程があることを感じた」と話していた。

 展示では、絵コンテを映画のシーン別に数枚ずつ並べたり、背景画の参考に同町内で撮影した写真を完成した絵の横に並べたり。4作品の映像の一部や新海さんが手掛けたテレビコマーシャルの映像、小説の挿絵も紹介している。

 11月25日まで。火曜休館。高校生以上500円、小中学生150円。

写真説明:アニメの完成画面と、参考にされた実際の小海町内の風景写真を眺める来館者

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