製糸や繭にちなんだ和菓子を 岡谷の老舗が繭型もなか

2012/08/23 10:05
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 岡谷市本町の和菓子店「精良軒」が繭の形をしたもなかの販売を始めた。「ふんわりと柔らかく、けがれない白でかわいらしい」という繭のイメージを生かした。市内で製糸が盛んだった明治時代から店を構える老舗としての歴史を踏まえ、既存の商品を製糸や繭にちなんだ名前に変える取り組みもしており、「まゆ菓子の店」を掲げて商品の販売を進める。

 同店は1895(明治28)年創業。5代目社長の原昭徳さん(42)によると、地元になじむ商品の題材として、製糸と繭を軸とすることを思い付いた。

 もなかは「結い」の商品名で、絹糸を粉末状にしたシルクパウダー入りの小倉あんを白い皮で包んだ。甘さを抑え、暑いときは冷たい牛乳に軽く浸して食べてもおいしいという。原さんは「『ゆい』の語感は現代的で、子どもの名前にも多く使われている。若い人たちにも支持されるのでは」と期待する。

 既存商品では、欧風せんべい「山彦」の名を「糸街(いとまち)」に変更。粒あん入りまんじゅうは「まゆ」と焼き印を押し、品名を「まゆのいなか」にした。「結い」は1個105円(税込み)。問い合わせは同店(電話0266・22・2011)へ。

写真説明:精良軒が新たに発売した繭の形のもなか「結い」

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