ふすま絵鮮やか、長野で中島潔さん特別企画展

2012/08/05 13:01
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 NHK「みんなのうた」のイメージ画で知られる日本画家中島潔さん(69)の特別企画展「生命(いのち)の無常と輝き」(信濃毎日新聞社など主催)が4日、長野市若里の水野美術館で始まった。京都市の清水寺成就(じょうじゅ)院に奉納したふすま絵7作品(全46面)の他、童画や美人画など代表作約80点が展示されている。

 ふすま絵は中島さんが5年かけて制作し、2010年4月に奉納。同館によると、成就院では一般公開しておらず、県内では初公開となる。

 その一つの「大漁」(8面)は童謡詩人金子みすゞ(1903〜30年)の詩に着想を得た作品で、無数のイワシの群れの中に、物憂げな表情でたたずむ少女を描写。美人画では、風で髪の毛を乱す女性など哀愁を誘う作品もある。

 長野市篠ノ井の主婦中島利江さん(51)は、鮮やかな秋の紅葉を描いたふすま絵「風の故郷紅葉」(10面)を見て「赤一色ですごいインパクト。今まで見たことのないデザイン」と感心していた。

 期間は9月23日までの午前9時半〜午後5時半。月曜休館(8月13日は開館)。9月1日には中島さんのギャラリートークとサイン会がある。入館料は一般千円、中高生700円、小学生400円。問い合わせは同館(電話026・229・6333)へ。

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