飯綱町で「やたら祭り」 郷土食で地域活性化目指す

2012/08/03 10:01
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 飯綱町と町商工会は、郷土食「やたら」を使った創作料理を町内の飲食店で提供する「田舎のごちそう やたら祭り」を実施している。町を訪れる観光客らに食の魅力を感じてもらおう―と初めて企画。地元に受け継がれている食を活用し、地域活性化につなげたい考えだ。

 町によると、やたらは、夏野菜のナスやキュウリ、ミョウガを細かく切り刻み、みそやこしょうなどで味付けする料理。北信濃の家庭料理として一般的で、味付けは家庭によってさまざまという。

 企画には、町内の飲食店6店が参加し、1品700~1150円。ご飯の上にやたらを載せた丼物の他、やたらと信州サーモンのフレーク、長芋を使った「やたらちらし」、甘みそをベースにやたらを載せて焼いた「やたらピザ」など、各店が工夫を凝らした料理を用意している。

 同町古町の「レストラン ルック」では、やたらを豚肉で巻いて揚げた「やたらのカツCut(カット)」を提供。同店の三ツ井敏文さん(68)は「お客さんの食べた反応が楽しみ」と話している。

 参加店は他に、「そば処(どころ)よこ亭」「たちばなずし」「味処ふじよし」「たんぽぽi(あい)カフェ」「むれ温泉天狗(てんぐ)の館」。町産業観光課は、伊那市のローメンや駒ケ根市のソースカツ丼のようにご当地グルメとして知名度アップを目指し「やたら料理を食べに行こうと思ってもらえるような地域づくりを進めていきたい」と意気込んでいる。

 やたら祭りは9月30日まで。問い合わせは同課(電話026・253・4765)へ。

写真説明:やたらを豚肉で巻いて揚げた「やたらのカツCut」

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