柚子チョコ集まる人気 泰阜の女性6人、製造真っ盛り

2012/01/25 10:29
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 2月14日のバレンタインデーに向けて、泰阜村の女性6人の会社「ゆず姫」が、人気商品のチョコレート菓子「柚子(ゆず)チョコ」の製造に追われている。2008年の発売から製造・販売数を着実に伸ばしており、10年に取引を始めた県内の百貨店でも実績を上げている。特産のユズを使った商品が広く人気を集めていることが、村民たちにとっても張り合いとなっている。

 砂糖漬けにしたユズの皮をチョコレートで固めた商品で、気温が上がるとチョコレートが溶けるため、製造期間は毎年11月から半年ほどに限られる。製造・販売数は、試行の08〜09年は約500箱だったが、10〜11年には約5千箱に。今季は7千箱が目標だ。

 10年から販売するながの東急百貨店(長野市)の売り場担当、春日裕一さん(36)によると、昨年のバレンタインデーシーズンの売り上げは前年の約2倍。「人気商品に引けを取らない。なくてはならない商品になってきた」と話す。松本市の井上が運営するアイシティ21(山形村)は、2月1日から県産品コーナーに並べる。食料品課係長の飯田雅幸さん(38)は「手作り感があり、年配の方に人気が出そう」と期待を寄せる。

 ゆず姫の社員たちは2月10日ごろまでに3千〜4千箱を作る。社長の中島スギ子さん(70)は「販路は着実に広がっているが、味で勝負しないといけない。お客さんの期待を裏切らない商品を作り続けたい」と意気込む。価格は税込みで50グラム入りが800円、100グラムが1500円。地元観光施設などでも販売している。

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