「寒天とん汁」調理は簡単 茅野の7店舗で提供へ

2011/12/02 10:25
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 茅野市の飲食店で1日、諏訪地方特産の角寒天を使った「寒天とん汁」がメニューに登場した。寒天の消費拡大に向け、県寒天水産加工業協同組合(茅野市)が協力店舗を募り、角寒天を無償で提供。市内のスキー場や中央道諏訪湖サービスエリア(SA)のレストランなどでも順次出す予定で、冬の諏訪の新名物を目指す。

 同組合によると、春ごろから「調理に手間がかかる」などの理由で角寒天の売り上げが伸び悩み。手軽な方法を紹介して消費につなげようと、組合と茅野商工会議所の関係者が目を付けたのが、毎年2月に市内で開く催しで振る舞う寒天入りとん汁だった。

 作り方は、水で戻した角寒天をちぎってとん汁に入れるだけ。当面、茅野市街地の飲食店、車山高原のスキー場や諏訪湖SAのレストランなど7店舗で出す予定で、他にも検討中の店があるという。目印は、同商議所が作った「食物繊維たっぷり寒天とん汁」ののぼり旗。寒天の量や価格は店に任せ、当面来年3月末まで続ける。

 この日、JR茅野駅近くのレストランでは単品1杯300円の他、800円の日替わり定食にも付けて提供。食べた客は「体が温まっておいしい」と話していた。

 同組合の小池隆夫組合長(66)は「新しい食べ方が浸透し、角寒天を買う人が増えてくれれば」と期待している。

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