「大鹿村騒動記」の食堂開店 シカ肉料理もメニューに

2011/09/24 10:11
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 下伊那郡大鹿村がロケ地となった映画「大鹿村騒動記」で俳優の故原田芳雄さん演じる主人公が営んだシカ肉食堂の建物が、映画と同名の食堂「ディア・イーター」となり、地元女性が23日に営業を始めた。観光客などから開店を望む声が村に寄せられていた。地域活性化の拠点として村民や観光客を迎える。

 ディア・イーターは「シカを食べる人」の意味。店内の壁には撮影に使われた「鹿肉のカルパッチョ」「鹿肉の赤ワイン煮込み」などのメニュー板が並ぶ。実際に提供する料理は、村内で捕獲したシカの肉を使ったカレーや山菜そば、ブルーベリージュースなど5種類だ。映画配給元の東映から借りた原田さん、岸部一徳さん(主人公の幼なじみ役)、大楠道代さん(主人公の妻役)の衣装も展示した。

 初日は地元住民や観光客ら約40人が来店。じっくりと雰囲気を楽しんだ人からは「映画の名残を感じる」との声も聞かれた。シカ肉のカレーが人気を集め、「初めて食べるけれどおいしい」と話す観光客もいた。

 調理や接客をするのは店主の遠藤由美子さん(51)=大鹿村大河原=ら地元女性5人。遠藤さんは「原田さんや映画を懐かしみながら、村民らが集う場所にしたい」と話している。不定休。営業時間は午前11時~午後3時(土日・祝日は午後4時)。

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