ブラムリーフェア味わい多彩 飯綱8店で菓子や料理に

2011/09/10 10:04
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 飯綱町内の8店舗が、地元農家が栽培した英国生まれの加工用リンゴ「ブラムリー」を原料に、それぞれ考案した菓子や料理を提供する「ブラムリーフェア」が17~25日、初めて開かれる。昨年より収量が見込まれるようになり、ブラムリーを生かして町内産業の活性化につなげよう―と、町が企画した。

 町産業観光課によると、旧三水村が村制100周年記念で、英国の王立植物園からリンゴ約40種の穂木を譲り受けた。輸入検査に合格したブラムリーを含む十数種類を1990年に村民らが植樹。これが現在の町りんごパークセンター近くにある並木だ。

 ブラムリーは強い酸味が特徴。英国では菓子や料理に好んで使われており、「クッキングアップルの王様」と呼ばれる。町は昨年、外国種リンゴの魅力を探るシンポジウムを開き、町内の店舗が菓子などを試作していた。

 09年度には並木のブラムリーを基にした穂木を町が農家に無償提供し、14戸が栽培を始めた。本年度は38戸に増加。各店舗で加工品を売り出すことにした。今年は既に約500キロを収穫し、1キロ当たり200円で8店舗に買い取ってもらった。

 フェアでは、同町赤塩のパン店「しぜんこうぼのぱんやきなり」が、スライスしたブラムリーのシロップ煮を、豆腐などを使いクリームチーズ風味にした生地に載せたタルトなどを販売。考案した同店の瀬川優子さん(41)は「強烈な酸味をどう和らげるか考えた。このリンゴと初めて出合い、作る側としても楽しめた」としている。

 同町倉井の直売所「さんちゃん」は、果肉入りゼリー、同町川上のレストラン「アリコ・ルージュ」はブラムリーを使ったソースのローストポークなど、各店舗が工夫を凝らした商品を提供する予定だ。

 各店舗で営業日や時間が異なる。収量が限られているため、商品は限定販売。問い合わせは町産業観光課(電話026・253・4765)へ。

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