朝日の作家23人の力作168点 村の美術館で特別展

2011/09/09 10:11
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 芸術の秋は地元の作り手の作品鑑賞から―。朝日村の朝日美術館で、特別展「造型する手 朝日村の作家たち」が開かれている。同村出身の他、県内外から移り住み同村で創作活動する工芸家ら計23人が家具、絵画、陶芸など168点を一堂に並べた。

 座る人が体で支えてバランスを取る一本脚の一風変わった椅子や、座りながら頬づえをつけるユニークな作品は宮崎県出身の原渉さんが製作。三村富康さんが木曽五木の一つネズコで作ったげたは、さまざまな模様の鼻緒が印象的だ。同館によると、昭和初期に村内に5軒ほどあったげた作りの店も現在は1軒のみ。工具も展示し、製作過程が分かるよう工夫した。

 道祖神をあしらった花器や手作りした木製の織り機、カラマツの間伐材で作った机と椅子、手足の関節が動く人形なども並ぶ。米ニューヨークで今年個展を開いた同村出身の下田ひかりさんのアクリル画も目を引く。同館学芸員の千田敬一さん(63)は「美術館の空間を生かし、作品の力を引き出す展示を心掛けた」と話していた。

 25日まで。12、20日は休館。一般200円など。問い合わせは同館(電話0263・99・2359)へ。

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