飯田の小型電気バス再び 3カ月間、毎日無料運行へ

2011/08/27 10:30
ODEK201108270139520160477146.jpg

 飯田市は10月中旬から3カ月間、「丘の上」と呼ばれる市中心部で、時速15キロでゆっくり走る小型の電気バスを無料で毎日運行する。3~4月に市美術博物館の特別展に合わせて同様の電気バスを9日間運行し、家族連れら延べ約千人が利用する人気だった。市中心市街地活性課は「今回も街中に楽しさをもたらしたい」と話している。

 「丘の上」では、10月16日に「第4回南信州獅子舞フェスティバル」、11月3日には「飯田丘のまちフェスティバル」や「インターナショナル・フィギュア・マーケット」が開かれる。市はこうした催しへの参加者も含めて、週末や祝日を中心に電気バスの利用があると見込み、平日の利用にも期待している。

 小型電気バスは、歩行者優先道路の「りんご並木」とJR飯田駅前を結び、ルート上に乗降場所を設ける。3~4月と同じように大阪市の業者が製造した車両を借り受ける。乗客定員11人。排ガスを出さずに静かに走ることから、二酸化炭素の排出削減もアピールする。

 前回同様、毎年夏に開かれる「いいだ人形劇フェスタ」のマスコットキャラクター「ぽぉ」の相棒の犬「プッチー」にちなんで、「丘のまちプチバス『プッチー』」と名付けて運行する。

 期間中は1日だけ、電気バスが走るルートで交通規制を行い、効果や交通への影響などを調べる社会実験を行う。利用者の声も聞き、今後の運行の参考にするという。

 市は、関連経費640万余を盛った本年度一般会計補正予算案を市議会9月定例会に提出する。地域の資源を活用した低炭素型社会づくりなどに取り組む総務省の「緑の分権改革推進事業」の全額補助を受ける。

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ