「はやぶさ」カプセル県内初公開 佐久市子ども未来館

2011/08/19 11:19
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 佐久市子ども未来館は19〜22日、昨年宇宙から帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルなどを県内で初めて一般公開する。18日にカプセルを展示、報道関係者らに公開した。持木正隆館長(62)は「直径約40センチのカプセルに詰まった技術の結晶を間近に見てほしい」と話した。

 公開するのは、地球からの指令を受信するなどした電子機器部やパラシュートなどの実物4点と、探査機全体の模型など3点。カプセル本体を覆った「背面ヒートシールド」の表面には熱防護材が焼け残っており、大気圏突入に伴う高温からカプセル本体を守った様子が伝わる。

 はやぶさは小惑星「イトカワ」の物質を地球に持ち帰るため2003年に打ち上げられた。イトカワの砂を採取したが、途中で通信が途絶えたり、燃料エンジンが故障したりという困難な状況を乗り越え、昨年6月に60億キロの旅を終え、帰還した。

 21日には、「はやぶさ」との通信に携わった佐久市の宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)臼田宇宙空間観測所の元所長代理、山田三男さんらの講演があるが、定員に達した。山田さんらは同日中、館内で説明などに当たる予定。

 入館料大人500円、4歳〜中学生250円。19、20日の午後6〜9時は、カプセル展示室を無料公開する。

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