「町民食」タケノコ汁を缶詰に 山ノ内で6日販売開始

2011/08/02 10:44
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 下高井郡山ノ内町総合開発公社は、志賀高原で採れたネマガリダケとサバを煮込んだタケノコ汁の缶詰を商品化し、6日から町内で販売を始める。北信濃の名物とされるタケノコ汁だが、材料のネマガリダケの採れる期間が短く、鮮度を保ちにくいことなどから、観光資源としてアピールしにくかったという。缶詰化で広く「町民食」を知ってもらい、ネマガリダケの時季の誘客につなげる。

 缶詰は「根曲がり竹とさば缶のたけのこ汁」(愛称サバタケ)と名付けた。志賀高原で地元の人たちが採ったネマガリダケを町内の業者が水煮に。相性が抜群にいいとされるサバを、新潟県魚沼市の業者が煮込むなどして缶詰にした。同公社は「素朴な味で、家庭で作るタケノコ汁の味に近い」とする。

 1缶420グラム入りで、約1600缶の限定生産。缶には「北信州山ノ内町の町民食」の文字を入れた。国道292号沿いの道の駅「北信州やまのうち」と「湯田中駅前温泉 楓(かえで)の湯」で販売する。価格は800円。好評なら、来年以降も生産を続ける方針だ。

 同公社によると、ネマガリダケが採れる期間は6月下旬から7月上旬と短い。志賀高原のホテルなどは、旬の時季にタケノコ汁を提供しているが、「違う季節に訪れた観光客には、ネマガリダケの産地だとなかなか伝わらない」と同公社。「缶詰でおいしさを知った人たちが、採れたてを食べに、旬のころ志賀高原を訪れてくれればいい」と期待している。

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