八ケ岳山麓にリゾートバス 小淵沢駅から富士見・原へ

2011/06/24 10:21
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 富士見町と原村、山梨県北杜市などでつくる八ケ岳観光圏整備推進協議会は7月16日から8月14日までの約1カ月間、JR小淵沢駅(北杜市)発着で富士見町、原村の観光施設を巡るリゾートバス「八(は)っぴー号」を運行する。特急「あずさ」などの利用客に、県境を越えて八ケ岳南西麓へ足を延ばしてもらおうという狙い。本年度は実証実験と位置付け、来年度の本格運行を目指す。

 八っぴー号は連日、小淵沢駅を午前9時40分、11時20分、午後2時、3時40分に出発。富士見高原リゾート(富士見町)、八ケ岳美術館(原村)など七つのバス停を経由し、終点の「もみの湯・樅(もみ)の木荘」(同)との間を往復する=地図。

 片道約20キロで、乗車時間は約40分。運賃は1区間が150〜320円で、小淵沢駅から終点までは900円。1200円の1日フリーパスも用意する。運行は山梨県のバス会社・山交タウンコーチが請け負う。

 バスには衛星利用測位システム(GPS)を設置。携帯電話やパソコンからインターネットで「やまなしバスコンシェルジュ」を検索すると、ホームページでバスの現在地を地図や文字情報で確認できる。

 同協議会は実証実験で乗客の要望や改善点を検証し、来年度以降に生かす。事業費は約200万円。富士見町産業課は「車を利用できずに町まで足を延ばせなかった観光客を呼び込みたい」とし、原村農林商工観光課は「バスをPRして観光客の増加を図りたい」と期待していた。

 同協議会は本年度、蜂を基にしたマスコットキャラクター「八ケ岳 八(は)っぴー」も制作。花を飛び交う蜂のように観光客が周遊し、何度も八ケ岳山麓に来てほしいとの願いを込めたという。付けている首飾りは富士見町ではスズラン、原村はヤマツツジ、北杜市はヒマワリと、地域ごとに変える。

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