シカソーセージ、特産品に 宮田の精肉加工施設販売へ

2011/06/24 10:17
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 宮田村の精肉加工施設「みやだまるかじり工房」は7月から、シカ肉を使ったソーセージの販売を始める。ニホンジカを中心に野生鳥獣被害が深刻化する中、駆除したシカの活用につなげるため、シカ肉の販路拡大を図る。

 同工房代表取締役の石沢幸男さん(49)は、上伊那猟友会員として野生鳥獣駆除に携わってきた。捕獲、駆除したシカの多くが山に埋められることに疑問を感じ、2009年に精肉・加工処理施設を開業。多い月は約20頭のシカが持ち込まれるという。

 シカ肉の薫製やそぼろなどの加工品を製造してきたが、工房の直接販売に限られていた。特産品として土産品店やスーパーでの販売を目指し、昨年から駒ケ根市の製造元と協力してソーセージを試作。ことし4月に完成した。道の駅や高速道路のサービスエリアなどでの販売を視野に入れている。

 ソーセージは、脂肪分の少ないシカ肉にブタ肉の脂肪を加え、黒こしょうで味付けした。1パック3本入りで、価格は600〜700円ほどを検討している。

 石沢さんは「地元の特産品として販路を広げ、食を通じて、駆除したシカを循環させたい」と話している。

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