「諏訪の長い夜」7月29・30日に 作品鑑賞重視に転換

2011/06/18 10:19
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 諏訪湖周の美術館や博物館15施設が開館時間を夜間まで延長し、シャトルバスが各館を巡る「諏訪の長い夜」が7月29、30日に開かれる。諏訪商工会議所などでつくる実行委員会の主催で7年目。博物館や美術館の一体的な情報発信を目指して、ことし発足した「SUWAKOアートリング協議会」が調整役となり、ギャラリートークを充実させるなど作品鑑賞に主眼を置いた催しへと転換を図った。

 各施設は両日とも一部を除き午後10時まで開く。ギャラリートークは、岡谷蚕糸博物館(岡谷市本町)が「サイエンスミステリートーク」と題し、蚕糸について学芸員らがその仕組みや医療分野での利用など先端研究の事例を紹介。伊東酒造創業者のコレクションを展示する伊東近代美術館(諏訪市諏訪)は「お酒のラベルと作家の関係」について解説し、日本酒の試飲も予定する。原田泰治美術館(同市渋崎)は原田泰治さん自身による作品解説を計画している。

 両日ともSUWAガラスの里(同市豊田)駐車場を起点に各施設をつなぐシャトルバスを午前9時から1時間おきに運行する。15施設の入場料とシャトルバス料金を含む共通パスポート(2日間有効)は、前売りが大人2千円(当日2500円)、小中高生500円(同800円)で、各参加美術館や観光案内所などで販売中。

 「長い夜」を皮切りに、諏訪地方の芸術文化を広く発信する「諏訪湖周まちじゅう芸術祭」も開幕。9月末まで、諏訪湖畔の文化施設などで多彩な催しを展開する。問い合わせは諏訪商議所(電話0266・52・2155)へ。

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