カップル集う「恋し峠」に 売木村が南ア望む峠に愛称

2011/06/17 10:17
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 南アルプスなどを望む売木村−平谷村境の平谷峠(標高1164メートル)をカップルなどが集まる観光スポットにしようと、売木村観光協会は「恋し峠」と愛称を付けて定着を目指している。峠には名前の由来を記した看板を設置。願い事を書いて峠に掲げてもらおうと木製プレートを売り出し、今後の広がりに期待している。

 平谷峠は国道418号の両村境にある。その東側に売木村が整備した「やまなみ広場」からは南北に連なる南アを一望できる。周囲に人家がなく、きれいな星空を楽しむこともできるという。

 毎年5月上旬には、峠一帯に自生するコブシが真っ白な花を咲かせるため、地元の人は「こぶし峠」と呼ぶ。この名を参考に、多くの人が集まる場所になるよう「恋し峠」と命名した。

 昨年12月には、こうした由来を記した看板を国道沿いの広場入り口と広場内のあずまやに掲げた。あずまやの看板には「あなたには恋しい人逢(あ)いたい人ありませんか恋し峠で願いをかけたらきっと叶(かな)うことでしょう」と記してある。

 村観光協会は、村中心部にある村総合交流促進施設「うるぎふるさと館」で願い事を記すプレート(300円)を1月に売り出した。シラカバとヒノキの間伐材を使った直径約5センチの円形。端にひもを通してあり、広場内の好みの場所にくくり付けることができる。16日には4枚のプレートが掲げられていた。3枚は看板に、もう1枚は広場を囲む手すりに付けてあった。

 同協会は「恋し峠の名前を県内外に広げ、多くの人に売木村を訪れてもらえるようにしたい」と話している。

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