黒ビール風味ノンアルコール飲料 苦味は胃腸薬主原料

2011/06/08 10:19
ODEK201106080136100193680748.jpg

 長野県製薬(木曽郡王滝村)は、黒ビール風味のノンアルコール飲料「百草ノンアルコール ビターネイチャーリッチ」を南信州ビール(駒ケ根市)と共同開発し、県庁で7日、発表会を開いた。長野県製薬の胃腸薬「御岳百草丸」の主原料となるキハダ(ミカン科落葉樹)の苦味を利かせた。10日に発売する。

 木曽山系の天然水を使い、5種類のモルトと3種類のホップをベースに、キハダの樹皮から抽出した苦味を加えて仕上げた。330ミリリットル瓶で330円。同社のインターネット販売のほか、直営店や木曽郡内の道の駅などで取り扱う。年間販売目標は2万本。

 キハダの有効活用策を検討していた同社と南信州ビールを、県地域資源製品開発支援センター(松本市)が仲介。ロースト麦芽の香ばしさと生薬系の苦味が調和する黒ビール風味の飲料を開発することで2社が一致し、約10カ月かけて商品化した。

 長野県製薬の家高敏彰社長は「現状のノンアルコールビールで満足できない人に飲んでもらい、地元特産品に育てたい」と話している。

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ