泰阜産ユズでマーマレード 三つ目の商品発売

2011/05/26 11:17
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 下伊那郡泰阜村の女性たちでつくる「ゆず姫生産組合」が、本年度から株式会社「ゆず姫」に衣替えし、村内産のユズを使った新商品のマーマレード「ゆずピールてぃー」を売り出した。民間グループのままでは取引の際に信頼を得にくい面があったというが、「株式会社化で販路を拡大しやすくなる」と、さらなる飛躍を目指している。

 ゆず姫で働くのは30~70代の女性7人。旧泰阜南保育所を改修した施設を村から借り受け、加工施設として活用している。

 代表の中島スギ子さん(70)によると、一度に多量の商品を扱う大型店などは、販売実績が少ない民間グループや個人の商品をなかなか扱ってくれない。「県内の大型店でも、商品が店頭に並ぶまで約10カ月かかったケースがあった」という。株式会社化が今後の取引にプラスに働くことを期待している。

 最初の商品として2008年に売り出したチョコレート「柚子(ゆず)チョコ」は全国的な人気を集めた。だが、高温だと溶けやすいため、生産は11月から翌年4月末まで。年間を通じて商品を販売できるようにと新商品の開発を進めていた。昨年9月からはユズなどを使ったゼリー「山の実の天使の滴」も作っている。

 4月上旬に売り出したゆずピールてぃーは三つ目の商品。実が小さく柚子チョコには利用できないユズの皮を長さ3センチ、厚さ1ミリに切って砂糖漬けにし、村内産の蜂蜜を混ぜて完成させた。お湯に溶かして「ユズ茶」として味わうとおいしいという。

 ゆずピールてぃーは、ショウガ入りと入っていないものの2種類。いずれも560円(160グラム入り)。飯田市のみなみ信州農協「りんごの里農産物直売所」などで販売している。問い合わせはゆず姫(電話0260・25・2200)へ。

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