長野市の県庁10階にある食堂で24日、シカ肉入りの「もみじカレー」がお昼の特別メニューとしてお目見えし、県職員らが珍しそうに早速、注文した=写真。
県産のジビエ(野生鳥獣肉)を使った料理のPRに、不定期で「鹿ラーメン」も提供中。カレーは第2弾で、上伊那郡宮田村と下伊那郡大鹿村の業者から取り寄せた骨で取ったスープを混ぜ、煮込んだ肉をトッピングした。
食堂チーフの高坂裕之さん(44)は「シカ肉をルーに混ぜずに載せ、脂身の少ない肉を味わってもらう工夫をしました」。食べた人の反応も「肉が軟らかい」「臭みがない」と上々だった。