「赤富士」や「火星」精巧な盆景 下諏訪で70点展示

2011/05/09 11:04
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 下諏訪町立諏訪湖博物館・赤彦記念館で、特別展「盆景~伝統的見立ての世界~」が開かれている。同館やアート造景協会(東京)などの主催。同協会理事長で工芸美術家の杉原景月さん(同)の作品を中心に、情緒ある日本風景や海外の観光地を題材にした約70点が並んでいる。

 盆景は土や砂、石などを使い、盆上で景色を表現する。杉原さんの「飛鶴赤富士」は粘土質の土で高さ約30センチの山を作り、赤に着色した砂をまぶして、朝日に照らされた赤富士を表現した。

 凹凸のある岩と、手製の「火星探査機」の模型を配した「火星への旅」(横90センチ、幅45センチ、高さ24センチ)を眺めていた自営業中島浩二さん(72)=愛知県尾張旭市=は斬新さと精巧な出来にびっくり。「一つ一つ丹精して作っていることがよく分かる」と感心していた。

 武士や動物など、風景に添える模型約50点も展示。宮坂徹館長(60)は「盆景という言葉は一般になじみがない。盆景の芸術性と技術の高さを知ってほしい」と話している。6月12日まで。月曜休館。5月15日午後1時半から杉原さんの講演と実演がある。入場無料。問い合わせは同館(電話0266・27・1627)へ。

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