遊休農地が生んだ芋焼酎 地域の新たな魅力に

2011/04/29 13:30
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 北佐久郡立科町藤沢地区の有志グループ「蟹原(かにはら)芋の会」が遊休農地で栽培したサツマイモから焼酎「烏龍白龍(うりゅうはくりゅう)」を造り、28日、町内の酒店で販売を始めた。蓼科山の湧き水「御泉水(ごせんすい)」を使い、こうじに使ったコメも地元産だ。

 名称は、ともに集落内にあり、雨を降らせるという「龍石(りゅういし)」と、白い蛇がすんだと伝わる「蛇石」から付けた。会代表で農業の矢島保一さん(69)は「地域の魅力を高め、若い人の定着につなげるのが夢」と話している。

 同会は、30~70代の10人で昨年3月に結成。15アールの遊休農地に1200本の苗を植えた。11月に収穫し、その日のうちに古屋酒造店(佐久市)に芋を運び、1300キロ分を仕込んでもらった。

 28日は町内で発表会があり、県の原産地呼称制度で焼酎の官能審査委員長を務める高野豊さん(59)=長野市=は「県内に流通している焼酎で最高レベルの味わい」と評価。「収穫後すぐに仕込んだことで芋の臭みが少ない」と解説した。

 720ミリリットル瓶で1本1575円。問い合わせは矢島さん(電話0267・56・1285)へ。

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