中国絹織物の世界紹介 岡谷蚕糸博物館で公開へ

2011/04/27 10:23
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 岡谷市本町の市立岡谷蚕糸博物館に、中国・蘇州市の蘇州絲綢(しちゅう)博物館から古代中国の絹織物の復元品など3点が届いた。岡谷市は1998年度に絲綢博物館と学術交流協定を結んで以来、同博物館から毎年数点の提供を受けており、29日から蚕糸博物館で過去に提供された3点とともに公開する。学芸員は「中国の人々の暮らしを鮮やかに彩った絹織物の世界を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 今回提供された品のうち、清時代の皇后がまとった宮廷衣装の復元品は、二つの角と五つの爪がある竜の模様が随所に施されている。これまでも皇帝の衣装は提供されたが、皇后の衣装はなかったという。展示では清時代の皇帝が使った礼服の復元も合わせて紹介。蚕糸博物館は「清代王朝の一端が垣間見える展示になる」としている。

 絲綢博物館からは今回、愛情や幸せの表現として2羽のオシドリを中心とする模様が細かく施された唐時代の錦の復元品、中華民国時代に女性が祭事の際に襟元を飾った装飾品(現品)も提供された。

 5月22日まで。期間中は9、16日が休館。入館料(初日は無料)は一般350円、小中学生150円で、諏訪地方6市町村の小中学生と岡谷市の高校生は無料。

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