今年も高坂リンゴで発泡酒 飯綱町内で27日から発売

2011/04/27 10:21
ODEK201104270134150151876699.jpg

 飯綱町高坂地区ゆかりの和リンゴを使った発泡酒「高坂林檎(りんご)のシードル」が、27日から町内の酒販店などで販売される。特産品を作り、「リンゴの町」をPRしようと町と町内企業が共同開発して2年目。昨年の2倍の約1400本を生産した。

 「高坂リンゴ」は直径4、5センチ、重さ約50グラムと小ぶりで、酸味と渋味が特徴。高坂地区で明治期には盛んに栽培されていたが、西洋リンゴに押され、昭和末期に絶滅寸前に。同町柳里の米沢稔秋(としあき)さん(83)が1987(昭和62)年、高坂地区に残っていた木から根分けをして育成を始め、約10年後に実が付いた。現在は農家16人が栽培している。

 シードルは、高坂リンゴ20%と町内産ふじ80%のブレンド。ワイン製造などの「サンクゼール」(飯綱町芋川)が自社ワイナリーで加工した。

 25日夜の発表会でマスターソムリエの高野豊さん(60)=長野市=は「品質的には本場の(フランスの)ノルマンディー地方のシードルと同等、もしくは超えている」と評価。高坂リンゴを栽培している小林一三さん(74)=牟礼=は「今後も生産に見合う価格で引き取ってもらえるかが重要になる」と話していた。750ミリリットル入り、1800円。

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ