飯綱町大原地区伝承みそ商品化 「物語性守り特産に」

2011/04/22 10:42
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 飯綱町民らでつくる「大原万宝院味噌(みそ)研究会」は、同町大原地区に伝わるみそを特産品として売り出そうと商品化した。万宝院は、地元にあったとされる修験道の寺院で、山伏が人々の健康を考えて地域にみその作り方を教えた-との伝承が残っている。研究会会長の長崎ミツ子さん(68)=芋川=は「今後も伝統や物語性を大切にしながら、多くの人に好まれる商品になればいい」としている。

 商品名は「大原万宝院伝承山椒(さんしょう)大辛味噌」。ピリッとした辛さが特徴だ。製造・販売する「さみず農産物直売加工組合」によると、さんしょうやトウガラシ、ミカンの皮をすりつぶして混ぜ、日本酒と町内産の大豆やコメで造ったみそを加える。地元では刻みネギと一緒に、ご飯にのせて味わうことが多い。さんしょうの香りも食欲をそそる。

 研究会は2月に発足し、大原地区の住民の他、生活改善グループの会員、県長野農業改良普及センター職員らで構成。味の研究を重ね、商品ラベルも作った。

 みそは同町倉井の直売所「さんちゃん」で販売。120グラム入りで350円。問い合わせは同直売所(電話026・253・0033)へ。

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